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光老化
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より身近になるモニタリング

最近、診察室で患者さんが血圧、睡眠、運動、頭痛などの記録を見せてくれることが増えてきました。これにより、より細かい対応ができるようになっています。

家庭で測定した血圧の方が、診察室で測定した血圧よりも重要です。また、運動の量や質の記録も、Stravaなどのアプリを使えばより詳しく評価できます。睡眠の客観的な記録も、Ouraring.comという指輪型のものや、各社の腕時計タイプもあります。スマートフォン単体でも、睡眠記録アプリを利用できます。

持続グルコース測定(CGM)を利用することで、血糖自己測定やHbA1cでは把握しにくい血糖変動を随時確認することができます。アボット社のフリースタイルリブレというのが世界的に利用されており、シンガポールでも試してみることができます。食後の血糖上昇が食事内容や順番で変わることや、食後軽く運動することで食後血糖の上昇が抑えられることが、連携アプリで視覚的に体験できます。現在は、シンガポールのアボット社ではじめての人であれば40ドルで2週間のモニタリングができるキャンペーン中です。糖尿病と診断されていない方でも、血糖変動や自分自身のモニタリングに興味がある方は、ぜひ試してみてください。

医師 林 啓一