「乳歯はいずれ抜けるのに、なぜ治療が必要なの?」
2026年1月6日

こころ「優しさとは」

2025年7月より勤務を開始しました。今回が初めての投稿になります。
テーマを悩んだ結果、医学的なことを書くのもいいとは思いましたが(そのうち書く予定です)、あえて抽象的な分野を私なりの言葉でお伝えしようと思います。

さて、皆さんは優しさとは何か考えたことはありますか?
優しさとは、ただ人に親切にすることではありません。
誰かに何かをしてあげることだけでもありません。
本当の優しさは、相手の気持ちを考え、自分にできることを選び、行動する力なのではないでしょうか。
優しさは、相手のことを考えるだけでなく、自分の気持ちを大切にすることも含まれると思います。相手を傷つけずに自分も大切にすることも、優しさの大切な部分と考えます。

友だちが困っているときに声をかける
そっと見守る
自分が嫌な気持ちになったとき、気持ちを隠さず相手の気持ちに立って配慮した言葉を選んで伝える(例・おもちゃを貸して欲しいと言われたけれど、まだ使いたい気持ちがある時に、正直に自分の気持ちを伝え、後で貸してあげるからもう少し使わせてね。と相手の気持ちも配慮した上で伝えること)
どれも優しさの形です。
つまり、「こうあるべき」という決まった形はありません。

優しさは生まれつきの性格ももちろんありますが、日々の生活の中で少しずつ育ちます。
子どもが自分なりに考えて行動できるよう、大人が寄り添って見守ることで、愛着形成がより強化され、それがお子様の大切な心の支えになり、優しい子に育っていくのだと思います。

正解のない世界ですので、色々なご意見があるかと思いますが、、、私見でした。
小児科は、病気での受診以外に、発達や子育ての悩みも私たちの領域と考えています。
お気軽にご相談くださいね。

医師 小谷 陽香