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アタマジラミ

アタマジラミは、主に頭髪に寄生して頭皮から吸血する昆虫です。吸血された箇所がかゆくなります。成虫の体長は2―4mmで、メスは卵を毛髪に固着させて産卵します。卵は、後頭部に見られることが多いです。毛髪についている卵は、簡単には取れないことが特徴です。
アタマジラミは、基本的には接触で感染します。幼児や小学校低学年の児童は、頭をくっつけて遊ぶことが多いため、そこで感染が拡大してると考えられます。衛生状態は関係ありません。
また、アタマジラミは、人から離れた状態でも(環境状態にもよりますが)2―3日生存する場合があるので、寝具やタオルを共有して使う家族間で感染することもあります。

それではどのようにして対応すればよいでしょうか。
まずは洗髪をしっかりする(大人が手伝ってあげるとよいでしょう)ことが大事ですが、そのほかに専用の目の細かい櫛を用いて卵を除去する方法、薬剤を用いて除去する方法などがあります。日常生活では、枕カバーやシーツ、タオルは洗濯後乾燥機にかけたり、アイロンをかけるようにするとよいでしょう。(60℃、5分以上の過熱で成虫、虫卵はほぼ死滅するといわれています)また、布団にも掃除機やアイロンをかけてあげましょう。

お困りの方は、皮膚科にご相談ください。

医師 大月 亜希子