水疱性膿痂疹は一般にはとびひとよばれている疾患です。小さな外傷部位や、虫刺されや皮膚炎などを引っ掻いた部位に初発します。最初は、かゆみを伴う小さな水ぶくれから始まり、これが、周辺や遠隔部に「飛び火」し新たな水ぶくれを形成します。小児に多く、常夏のシンガポールでは常に起こりやすい疾患といえます。
治療は、軽症であれば外用の抗生剤のみでよいですが、範囲が広くなると、内服の抗生剤も必要となります。水ぶくれが乾くまでは、患部を保護する方が良いでしょう。予防としては、シャワーなどで皮膚を清潔に保つことが大切です。
医師 大月 亜希子