お知らせ一覧

2024年2月6日

肘内障のアレコレ

肘内障とは、子供が手を引っ張られた痕などに、痛がって腕を動かさなくなる症状のことです。 主に5歳以下の子供に多くみられ、肘の外側の骨(橈骨)の頭から靭帯がはずれかかるというのがその病態です。医療用語的には、「亜脱臼」という状態です。 どんなふうに受傷したのかをよく聞き、この病態を疑ったら外来で徒手整 […]
2023年11月7日

内軟骨腫

内軟骨腫は、骨の髄内から発生する良性腫瘍で、手や足の指の骨に多く発症します。命にかかわるほどの悪影響はないものの、腫瘍が大きくなることで骨の変形などがみられるようになります。(稀に成人になると悪性化することがあり、その場合は「軟骨肉腫」と呼ばれ治療法も異なります。) 内軟骨腫の発症は、PTHR1とい […]
2023年8月1日

第1肋骨疲労骨折

第1肋骨(片側12本ずつある肋骨の一番上の骨)の疲労骨折は、野球など上肢を使用するスポーツで生じることがあります。痛みの場所が骨折部とは違う場所、肩甲部の痛みとなることが多く、痛みが長く続く場合はこの部位の骨折も考えたほうが良いでしょう。ちなみに、種目別では野球(投球動作)が圧倒的に多いですが、サッ […]
2023年4月25日

肩関節のこと

指のように繊細な動きは出来ないため日常において興味を持たれることはあまりないと思われますが、実は肩関節は上肢の動きをコントロールする重要な関節です。人間の関節の中で最も可動域が大きいにもかかわらず、いわゆる五十肩などが進行すると凍結肩といって可動域が極端に狭くなってしまうので治療には往々にして時間を […]
2023年1月17日

ワクチン接種後の肩の痛 み

ワクチン接種後に、接種したところが腫れたり熱を持ったり痛んだりということはよくあることですが、通常は数日から1週間くらいで治まります。ところが、2週間以上も痛みが続く場合があり、ワクチン接種後の肩関節障害としてSIRVA(Shoulder Injury Related to Vaccine Admi […]
2022年10月18日

成人期扁平足

幼少期からの扁平足では痛みはほとんどありませんが、中年以降に発症するタイプの扁平足では内くるぶしの下が腫れ、痛みが生じることがあります。次第に扁平の度合いが進み、つま先立ちがしにくくなり、進行すると歩行が障害されることもあります。 原因は内くるぶしの近くにある後脛骨筋腱(足のアーチを吊り上げる働きを […]
2022年7月19日

舟には要注意

2022年4月12日

TFCC損傷

2022年1月4日

外来でよく見かける疾患

2021年9月28日

エッセイ「外科医の適性」