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新型コロナウイルス下での子供た ちのお口の変化

子供たちはサーキットブレーカーの間の長期休校により、生活の変化による食生活の乱れや、学校の定期健診延期などで、虫歯や歯肉炎などのリスクが高まったように思えます。
実際に来院された患者さんのなかには、外出自粛でお菓子やジュースの摂取量がふえた、生活のリズムが崩れてしまい夜間に何か食べたがる、在宅勤務中に子供を静かにさせるためにいろいろと食べさせてしまいダラダラ食べの回数が増えてしまったと悩まれている方もいらっしゃいました。マスク着用により口呼吸がふえてしまうと、唾液の分泌量も減る傾向にあります。すると、口内細菌がたまりやすくなり、虫歯や歯肉炎のリスクも高くなってしまいます。
新型コロナウイルスが直接、虫歯や口内環境に影響することはないようですが、生活の変化が与える影響がいろいろあることがわかってきています。
大切なお口と歯を守るためにも、心配であればいつでもご連絡下さい。フェーズ2以降は定期健診や治療等もできるようになりました。診療室も器具も含め、全て消毒滅菌を徹底しておりますので、安心してお越し下さい。

医師 伊藤 明雄