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腹部超音波でよくみる病気「肝血 管腫」

肝血管腫は、腹部超音波検査でよく発見される代表的な良性の肝腫瘍です。

細い血管が無数に絡み合ってできた腫瘍状の塊で、原因は不明です。先天的な要素や女性ホルモンの影響などが考えられています。

肝血管腫と診断された場合は、がんのように短期間に大きくなったり、転移をしたりすることはないので、放置してかまいません。ただし、徐々に大きくなることもあるので、年1回程度の定期的な経過観察を受けましょう。

一方、腹部超音波のみで肝血管腫と診断が難しいケースもあります。慢性肝炎・肝硬変のある方や腫瘍径が15mm以上ある場合などは、他の肝腫瘍(肝がん・転移性肝腫瘍など)が隠れていないか、CTやMRI検査による精密検査が推奨されています。

肝臓で心配なことがありましたら、内科(消化器内科)に相談しましょう。

医師 佐野 智彦