お知らせ一覧

2024年6月4日

紅麹に考える1

今回は、昨今マスコミをにぎわしている紅麹騒動に関連して、私が常々感じている過度な自然志向について述べてみたいと思います。 突然ですが、自然の素材をつかった黒砂糖と精製した白砂糖、どちらを赤ちゃんに使いたいですか? 天然の黒砂糖には土壌中のボツリヌス菌が紛れ込んでおり、手足や呼吸筋が麻痺して死亡するこ […]
2024年2月27日

川崎病と突発性発疹

今回は、重篤な合併症を伴いやすい川崎病について、誤解されやすい突発性発疹との違いについて着目してお話しします。川崎病は1才前後に多い高熱と発疹を伴う疾患で、日本人で特異的に多いことが知られています。ほかに、目の充血や舌の発赤(イチゴ状にぶつぶつするのが特徴)、手がパンパンに腫れるといった症状を伴うこ […]
2023年11月28日

熱性けいれん5

熱性けいれんのお話を4回にわたってしてきましたが、最終回は予防接種(ワクチン)との関係についてまとめてお話をしようと思います。 かつての予防接種法には、けいれんを起こしていると予防接種は原則してはいけないと明記されていました。このため、熱性けれんをもった多くの子供がはしかやインフルエンザなど高熱を出 […]
2023年8月22日

熱性けいれん4

発熱に伴い1才から4、5才にかけての子どもがけいれんを起こす熱性けいれんのお話を続けます。2023年1月に「熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023」が発行され、現在日本ではこのガイドラインを目安にして、家庭環境とか離島などで医療機関へのアクセスが悪いといった個々の事情を考慮して方針が決めら […]
2023年5月16日

熱性けいれん3

発熱に伴い1才から4、5才にかけての子どもがけいれんを起こす熱性けいれんのお話を続けます。熱性けいれんは日本での頻度が高い(約10人に1人)こともあって、研究も盛んにおこなわれており、日本小児神経学会が2015年に「熱性けいれん診療ガイドライン」を発行して対応や予防に関する目安を示し、日本で広く使わ […]
2023年2月14日

熱性けいれん2

前回は、発熱に伴い1才から4、5歳にかけての子どもがけいれんを起こす熱性けいれんについての概要をお話ししましたので、今回はその予防方法について俯瞰してみたいと思います。 日本では、約10人にひとりが発症するほど頻度が高いものですので、熱性けいれんの予防に関しては昔からさまざまな研究や検討がなされてき […]
2022年11月8日

熱性けいれん1

2022年8月9日

ことばの習得4

2022年5月11日

ことばの習得3

2022年2月3日

ことばの習得2